梅雨前に…
『エコカラット』 調湿力が優れた建材。
無垢の木材や 珪藻土や火山灰土などの自然素材の壁材は、土の多孔質な性質をそのまま維持し、空気中の湿気を吸収する働きがあります。そのため、こうした建材で仕上げられた室内は、梅雨時でも比較的乾燥した状態を保つことができます。また、無垢の10.5cm角の柱一本で、ビールの大瓶一本に相当する水分を吸い込んだり吐き出したりしているという研究もあります。
こうした調湿力のある建材で注目されているのが「エコカラット」と呼ばれるものです。粘土鉱物などの微細な孔を持つ原料を焼成したもので、この微細な孔が、室内の湿度が高くなると湿気を吸収し、逆に湿度が低くなると湿気を放出して潤いを与えます。この「エコカラット」で壁をリフォームすることで、1年を通して爽やかな室内環境をつくることができます。